事故を起こして、修理費用の見積もりを取ったけど、「思っていたより高かった」なんてことはありませんか?
大体の相場が分からないと、金額が適正なのかどうかもわからないですよね。。。
そこで今回は、事故車の修理費用の相場について解説していきます。合わせて修理の流れも解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
まず、事故車の修理費用の相場ですが、事故箇所やキズやヘコミの程度によって変わってきます。パーツごとのおおよその相場は下記となっております。
■エンジンの修理(50万円~100万円)
エンジンが損傷した場合、修理ではなく交換となってしまいます。
そのため、エンジンの交換費用は約50万円~100万ほどかかることも。
車の修理の中で一番高額となります。国産車より輸入車の方が高い傾向にありますので注意が必要です。
■フレームの修理・交換(10万~100万円)
事故によりフレームが変形する場合は、修理や交換が必要となります。
変形の程度によっても変わりますが、10万円~100万円ほどかかってしまいます。
一部分だけであれば10万円ほどですが、周辺パーツなど大部分の修理になると100万円程度かかることも。
また、フレームを修理してしまうと、修復歴車とみなされ、売る際の査定額が下がってしまうので注意しましょう。
■バンパーの修理・交換(1万~20万円)
バンパーは軽い事故でもキズやヘコミが出来やすいので、修理する場面が多いパーツです。
小さなキズやヘコミの場合は1万円ほどの修理費用で済む場合があります。
ただ、交換が必要なほどの大きな修理の場合は5万~20万円ほどかかります。
輸入車などの高級車の場合は、より高額になることも。
■ドアの修理・交換(2万~10万円)
ドアについた小さなキズやヘコミを修理する場合、だいたい2万円~が相場です。
ただ、ドアの損傷が大きく、丸ごと交換しないといけない場合は、10万円以上かかることもあります。
ドアにキズやヘコミがあると、サビの原因にもつながるので早急に対応しましょう。
事故車を修理する際の流れについても解説させていただきます。
事故車の修理を依頼する流れは主に下記の通り。
1. 指定の工場や保険会社が提携する整備工場に依頼する
2. その工場で見積りを取ってもらう
3. 修理費用を決定し、修理の依頼をする
その車を買ったお店や保険会社の提携する修理工場に頼むケースがほとんどです。ご自身で修理工場を見つけたいという方は、ネットで評価の高いお店を見つけても良いでしょう。
事故の程度によっては、修理したほうが安いか、買い替える方が良いか分からないなんてこともあるでしょう。
車を買い替えたほうが良いケースは主に下記です。
■修理費用が100万円以上かかる場合
■車の年数が10年近くたっている場合
■エンジンが壊れていて、走行ができない場合
車の年数が10年以上たつと、時価が0円になるため買い替える方が良いでしょう。
さらに、エンジンが壊れると交換費用だけで50万~100万円以上かかり、不動車として扱われると売却時の査定額が低くなってしまいます。そのため、買い替える方が良いでしょう。
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